学び

心新たに、今年の目標を立てる

投稿日:2017年1月6日

新春という言葉のとおり、
寒さのなかにも春の訪れを感じるこのごろ。
皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、年が明けて早6日になります。
そろそろ、お正月気分を捨て、
いつもどおりの日常に戻りたいところです。

しかし「お正月モードから抜け出せず、
眠気や倦怠感が続いている…」と
お悩みの方も多いのではないでしょうか。
かくいう私も、そのひとり。
年末年始の暴飲暴食で身体が重く、
体内に毒が溜まっているような感じがすることもあります。

身体を動かす

健康のことを思えば、
身体を動かして汗とともに
体内に溜め込んだ毒を流すのが良いでしょう。
お正月明けは、運動習慣をつけ直す良いタイミングですが、
こういった習慣はなかなか身に付かないものです。
そんなとき、私は、
カトリック教会の修道女・渡辺和子さんの
ある言葉を思い出します。

――人は皆、苦労を厭い、面倒なことを避け、
自分中心に生きようとする傾向があり、
私もその例外ではありません。
しかし、人間らしく、
よりよく生きるということは、
このような自然的傾向と闘うことなのです。

この言葉は、健康づくりに通じるところがあるように感じます。
健康は、あたりまえに授かるものではなく、
自らの努力によって得られるもの。
「人間らしく、よりよく生きる」、
つまり「心も身体も、健康に生きる」ためには、
苦労を厭い、面倒なことを避ける自分を
叱咤激励し続けることが大切なのではないでしょうか。

新年を迎え、
「今年こそは面倒だと感じている運動習慣を継続させよう!」と
強く意気込んでいるところです。
皆様にとって、幸多き1年となりますよう
心よりお祈りいたします。

久郷直子

-学び

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