身体の健康

カビの季節の水虫対策

投稿日:2018年6月15日

足

水虫治療薬のテレビCMが増えてきました。

今年も水虫に注意しなければならない時季を迎えたのだなあと感じています。

水虫の原因は「白癬菌(はくせんきん)」というカビです。

このカビが皮膚の角質層に感染することで、
足の皮がむけたり水ぶくれができたりといった水虫の症状が現れます。

白癬菌は、高温多湿の環境を好みます。

そのため、特に気温と湿度が高い梅雨時に、水虫にかかりやすくなるのです。

水虫の予防法として「足を洗い乾燥させること」
「スリッパや足ふきタオルなどの共用をやめること」などが挙げられます。

それ以外に重要なのが、部屋の掃除をこまめに行うこと。

白癬菌は、家の中に落ちているホコリやごみなどに混ざっていることがあり、
掃除をこまめに行うことで水虫を防ぐことができるそうです。

また、足に白癬菌が付着してから感染するまでには12~24時間ほど必要といわれます。

足をこまめに洗い流したり拭いたりするのも、水虫予防に効果的だそうです。

雨が多く、高温多湿の気候が続きます。

水虫にならないように気をつけて、梅雨を乗り切りたいですね。

また、水虫完治のカギは「早期発見・早期治療」です。

もしも「水虫になっているかもしれない」と感じたら、
なるべく早く受診しましょう。

お健やかにお過ごしください。

久郷直子

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