季節

降らずとも雨の用意

投稿日:

傘

各地の梅雨入りニュースが届く頃となりました。

お茶の達人と言われた千利休が唱えた「利休七則」の一つに、
「降らずとも雨の用意」という心得があります。

降っていなくても雨の用意をしよう…つまり不慮の事態に備えよという教えですね。

この時季、私は利休の言葉通り、いつも折り畳み傘を持ち歩くようにしています。
荷物は増えますが、「降ったらどうしよう」というストレスから解放され、
天気を気にせず、外出を楽しめます。

また安心することで心に余裕が生まれ、
周囲の人にもそれが伝わって快適な空気が生まれる気がするのです。

最近は、紫外線よけに日傘を携帯する男性も増えているようで、
雨が降っても、日が差しても使える折り畳み傘のバリエーションが広がっています。

お気に入りの傘を選ぶのも、この時季の楽しみですね。

お元気でお過ごしください。

久郷直子

-季節

関連記事

うぐいす

早春の兆し、鶯(うぐいす)のさえずり

―春は名のみの風の寒さや 谷の鶯 歌は思えど 時にあらずと声も立てず これは、日本の唱歌「早春賦(そうしゅんふ)」の歌詞の一部で、 この曲の作詞を担当したのが 東京音楽学校の教授だった吉丸一昌氏。 彼 …

月の満ち欠け

月の満ち欠けとバイオリズム

月の満ち欠けは、バイオリズムと関係が あるという話を聞いたことがあります。 調べてみますと、月とバイオリズムの関係性は、 科学的に解明されてはいません。 しかしバイオリズムは、月の満ち欠けと同じく、 …

勉強

「青春とは何もかも実験である」 「希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる」

「青春とは何もかも実験である」スチーブンソン(イギリス)の言葉 「希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる」サミュエル・ウルマンの言葉 毎年のことですが、 始まりの春は脳トレの目的もあって、 何かを学び …

夏服

夏服の準備にあたって

初夏の陽気が感じられるようになってきました。 汗をかく時季になると、私はたくさんの服を買っておきたくなります。 理由は、着替える回数が増えて、着る服がなくなると困るから。 本来、物を買うことは楽しみで …

ほうれん草

秋から始める家庭菜園

昼間の暑さは相変わらずですが、朝夕の風が心地よく感じるようになりました。 今日から9月。 いよいよ秋の足音が聞こえてきそうなこの頃です。   秋は、夏に比べて涼しくなるため日中も外で活動しや …