季節

衣替え。ついでに断捨離しましょ

投稿日:2016年6月3日

衣替えの季節になると
クローゼットの奥のほうから
「こんなの持ってたなぁ」
という服が出てきます。

洋服

持ってること自体忘れていた服は
処分しようと思いながらも、
思い出に負けて捨てられないことがあります。

「売上の80%は20%のお得意さんが買ってくれてるから」
というパレートの法則がありますが、
これは世間のいろいろなことに当てはまります。

例えば…
「世界の所得の80%は、20%の金持ちが得ている」とか、
「売上の80%を担っているのは、20%の製品である」とか、
「英語の文章で使われる単語の80%は
単語全体の20%の単語である」とか…。

ですから、「生活の80%の時間に着ているのは、
持っている服の20%だけである」
ということも考えられるのです。

16着の20%の3着ばかり着てるというわけですね。
ワンシーズン(3ヶ月=90日)あたり「上5着」、
「下5着」の服を持っていれば、
125通りの組み合わせが出来上がるのです。
125通りのパターンがあれば、
90日間、毎日違う服装のコーディネートをしても、
まだ35パターンも余裕があります。

『断』 : 不要なものをもう買わない(断つ)
『捨』 : 不要なものを捨てる
『離』 : 物へ執着することから離れる

捨てることと、ものを粗末にすることは違います。
不要なものでも、
とりあえず置いておく習慣をつけると、
クローゼットがぎっしり詰まって
服が見つけられずイライラしたり、
タンスに詰め込み過ぎて
湿気で生地が痛んだり、
もったいないことにもなりかねません。

お気に入りの服、
残したい服を大切にするためにも
今年こそは捨てようと思います。
不要なものがないスッキリとした部屋で夏を迎えましょう。

久郷直子

-季節

関連記事

小豆って意外と…

今日は彼岸入り。 お彼岸といえば、おはぎですね。 今年は小豆をたっぷり使っておはぎを手作りしようと思っています。 最近手に入れた、もち米をおいしく炊ける炊飯器も大活躍してくれそう。   おは …

紅葉

今年は紅葉を見逃さない

澄み切った空の下、銀杏が色づき 空気まで黄金色にそまるこのごろです。 一番きれいな紅葉(こうよう)のタイミングが気になります。 なぜならば紅葉は桜に比べて 美しい期間が短いからです。 春の桜前線は約5 …

秋の夕日

秋は夕暮れ

『枕草子(清少納言・著)』でも描かれているように、 秋の夕暮れは何とも趣のある時間です。 商店街や住宅街など、いつもの何気ない風景でさえ絵になり、 ノスタルジックな気分に浸れます。 「秋の暮 辻の地蔵 …

冬物の服

衣料の冬支度

秋の衣替えといえば9月ですが、 最近はまだまだ暑いので夏服で過ごしました。 朝晩は涼しくなったので冬物衣類の支度をしようと思うと、 台風の影響で雨の日が続いたりして、とうとう10月に。 11月ごろまで …

スギ花粉

春風が運ぶ健康不安

春風が心地よく感じます。 暖かい風を感じながら、 入学、進級と新しい生活への希望に夢を膨らませている人も多いことでしょう。 けれども、春の風が運んでくるものは嬉しいものばかりではありません。 中には、 …