季節 心の健康 植物

初夏の贅沢『ガーデニング』

投稿日:2016年5月20日

5月といえば種まきの時季。

夏に花を咲かせたり
収穫を楽しもうと種を買いに、
いざホームセンターへ。

ガーデニングの醍醐味は
植物に「生命」を吹き込む所から。
苗を買ってきて植え替えるのは楽ですが、
やはり最初の種まきからはじめると
植物への愛情が倍増します。

朝顔の花

5月の種まきにぴったりなのは、
アサガオのほかにも、
コスモスやサルビアがあります。

また、セージやタイム、
バジル、レモンバーム、
ローズマリーなど、
キッチンで活躍するハーブなども今がまき時。

ブレンド用土、軽石、鉢底ネットなどを
カゴにいれてレジへ。

毎年、種のまき時を逃してしまったアサガオ。
数年前、種から育てとき、
葉やツルはすくすくと育ちましたが
秋になって枯れるまで、
花が一輪もつきませんでした。
原因は、夜になっても街路灯や室内の光が
葉に当たっていたからだと考えられます。
アサガオのような短日性植物と呼ばれるものは、
連続した暗期の条件で
初めてつぼみがつくそうです。
新聞の文字が読めない程度の暗さが必要とか。
通りに面した我が家では、
街灯があり夜でも明るいため、
夜はなにかで遮光してやるか、
黒幕などで室内の明かりをカットしなければなりません。

植物の成長を見守ることは「育てる」本能を満足させ、
「慈しむ」という人間が本来持っている
素朴な感情を取り戻すことができます。
ガーデニングは、
季節や天候にあわせて水や肥料を変えたり、
温度管理に気を使ったりと、
常に頭を使って工夫をしなければなりません。
花の配置や植え込みのデザインを考えたりという
「頭脳労働」は、認知症を防ぐことにもつながります。

去年のように、アサガオか、
ハーブかと迷っているうちに
種のまき時を逃さないようにしたいものです。

久郷直子

-季節, 心の健康, 植物

関連記事

おはぎ

先祖とつながるお盆の「食」

皆さんは、お盆に必ず食べる物はありますか? 「正月のおせち料理」「土用の丑の日の鰻」など、季節の行事やお祝いの日に食べる特別な料理を行事食といいますが、実はお盆にも行事食があります。   ま …

花粉症グッズ

花粉の季節、到来。

花粉症の方には、つらい季節がやってきました。 かくいう私も、テレビや新聞などで花粉の飛散状況をチェックする毎日を過ごしています。 この時季に欠かせないのが、ティッシュペーパーです。 各メーカーから様々 …

桜湯

誰よりも長く春を楽しむために

もっと長く桜を楽しみたいのに、 桜はほとんど散ってしまっていて、 もう若葉が出てきています。 こんなに早く散る桜、 もうちょっと咲いていてほしいものです。 花の時が過ぎても桜を楽しむために、 和食での …

小豆って意外と…

今日は彼岸入り。 お彼岸といえば、おはぎですね。 今年は小豆をたっぷり使っておはぎを手作りしようと思っています。 最近手に入れた、もち米をおいしく炊ける炊飯器も大活躍してくれそう。   おは …

快眠

快眠のための寝具選び

暑くて熟睡できない…これからは、そんな日が増えそうです。睡眠不足だと熱中症になるリスクも高くなるのだとか。熱帯夜対策は重要です。 暑くても心地よく眠るためのポイントの一つが寝具。最近は、ひんやり感のあ …