季節 植物

水仙の香りと、青春の記憶

投稿日:2017年2月24日

水仙

水仙が持つ、甘さの中にも葉のグリーンを
思わせる爽やかな良い香りが漂ってくるようになりました。

花壇は相変わらず寂しい状態が続いていますが、
一足早く水仙が土から顔を覗かせ、
少しずつ花壇の隙間を埋めてくれています。

水仙の歴史は長く、
約300年もの昔からイギリスやオランダを中心としたヨーロッパで、
品種改良がなされてきました。

水仙が日本に伝来したのは、平安時代末期ごろ。

シルクロードを経て、中国から伝わってきたといわれています。

水仙といえば、
私は1960年代のフォークソング「七つの水仙」を思い出します。
七つの水仙は、アメリカのフォークソンググループ
「ブラザーズ・フォー(THE BROTHERS FOUR)」の曲。

『僕にはお金も土地もないけれど、七つの水仙を君にあげよう。』

そんな、貧しいながらも純愛を貫く青年の想いを表現したこの曲は、
今もなお世界中の人々に愛され続けています。

水仙の甘く爽やかな香りで、
懐かしいこの曲とともに、
甘酸っぱい青春時代の思い出が甦りました。

春になると、土の中から様々な花たちが顔を出します。

花の香りを楽しみながら、
過去に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

久郷直子

-季節, 植物

関連記事

卒業式

卒業式の季節に思うこと

3月は卒業シーズン。 友や学び舎に別れを告げ、それぞれの道へ巣立っていく時。 卒業式では、学校での思い出を振り返り、送辞、答辞が読みあげられ、 感極まって…。 この時季、そんな別れに直面した繊細な感情 …

クラフトテープのかご

クラフトテープで芸術の秋を楽しむ

「灯火親しむべし」 古代中国の文学者、韓愈(かんゆ)が詠んだ詩の一説です。 秋の夜長は明かりをつけて読書をするのに適しているという意味ですが、 秋は読書だけではなく、様々なことを楽しむのに適したシーズ …

雪とサザンカの花

私流 真冬の鉄板コーデ

もうすぐ大寒(今年は1月20日)。 一年で最も寒さが厳しいといわれるこの時季、武道の寒稽古や仏教の寒念仏の他、 お酒や味噌などの寒仕込みが行われます。 寒い中、修行や仕事に打ち込む方がいらっしゃる一方 …

和菓子

「和菓子の日」に健康を祈る

6月16日は「和菓子の日」です。 嘉祥元年(848年)、仁明天皇によって16個のお菓子などを お供えして人々の健康を祈る行事が始められました。 この行事は、江戸時代ごろまで続いたそうなのですが、 明治 …

梅の花

春よ来い

暦の上では立春が過ぎ、雨水のころとなりました。 雨水は、空から降る雪が雨へと変化して氷が溶けだす季節。 春一番が吹くのも、このころとされています。 梅一輪 いちりんほどの 暖かさ この句は、俳人・松尾 …