季節 植物

秋から始める家庭菜園

投稿日:2017年9月1日

ほうれん草

昼間の暑さは相変わらずですが、朝夕の風が心地よく感じるようになりました。

今日から9月。

いよいよ秋の足音が聞こえてきそうなこの頃です。

 

秋は、夏に比べて涼しくなるため日中も外で活動しやすく、園芸作業にもってこいの季節。

9月にはレタスやほうれん草、大根など、10月にはエンドウやソラマメなどが種まきのシーズンを迎えます。 運動がてら、気軽に秋の家庭菜園で野菜作りを楽しみましょう。

今回は、初心者でも育てやすく秋の園芸にピッタリなほうれん草の育て方をご紹介します。

 

◎ほうれん草の育て方

1.種をまく

深さが1cmほどの溝を15cm間隔で作ります。
2cm間隔で種をまき、上から土をかけます。

 

2.2回の間引き

1回目は、本葉が1枚の頃。株間が3~4cmになるように間引きましょう。
2回目は、苗の高さが7~8cmになった頃。株間が5~6cmになるように間引きます。

 

3.防虫対策

葉物野菜は虫がつきやすい特徴があります。
2回目の間引きから数日のうちに、虫除けのカバーをつけましょう。

 

4.収穫

種まきから約40日後が収穫時です。
ほうれん草の高さが20~25cmほどになっていることを確認して、収穫しましょう。

久郷直子

-季節, 植物

関連記事

水仙

水仙の香りと、青春の記憶

水仙が持つ、甘さの中にも葉のグリーンを 思わせる爽やかな良い香りが漂ってくるようになりました。 花壇は相変わらず寂しい状態が続いていますが、 一足早く水仙が土から顔を覗かせ、 少しずつ花壇の隙間を埋め …

植物の芽

植物に学ぶ、美しい生きざま

連日、厳しい寒さが続いております。 三寒四温を繰り返しながら、 春へと向かってゆくわけですが、 まだまだ冬枯れの景色が広がっています。 暗く長い 土の中の時代があった いのちがけで 芽生えた時もあった …

紫蘇の葉

晴耕雨読

6月に入ると、 赤紫蘇を使った紫蘇ジュースを作るか作るまいか…と悩みます。     曇りがちな6月は、 紫蘇のさわやかなフレイバーが家の中に香る暮らしも良いものです。 紫蘇が持つ独 …

秋の夕日

秋は夕暮れ

『枕草子(清少納言・著)』でも描かれているように、 秋の夕暮れは何とも趣のある時間です。 商店街や住宅街など、いつもの何気ない風景でさえ絵になり、 ノスタルジックな気分に浸れます。 「秋の暮 辻の地蔵 …

クラフトテープのかご

クラフトテープで芸術の秋を楽しむ

「灯火親しむべし」 古代中国の文学者、韓愈(かんゆ)が詠んだ詩の一説です。 秋の夜長は明かりをつけて読書をするのに適しているという意味ですが、 秋は読書だけではなく、様々なことを楽しむのに適したシーズ …