身体の健康

ひとあし早く、熱中症対策

投稿日:2018年6月22日

太陽光

気温も湿度も上昇しつつあるこのごろ。

夏に程近いこの時季から気になり始めるのが「熱中症」ではないでしょうか。

熱中症とは、体温の調節機能に不具合が生じ、身体に様々な症状が現れることをいいます。

熱中症の症状は様々ですが、例を挙げると、軽度の熱中症なら立ちくらみやめまいなど、
中程度なら頭痛や吐き気など、重度ならけいれんや意識障害などが生じます。

熱中症の主な原因は、体内の水分不足です。

気温や湿度が高い夏場は、こまめな水分補給を心がけましょう。

上手に水分を取るコツは、「常温に近い水を7~8回に分けて飲むこと」
「就寝前や起床時、運動の前後、入浴の前後など、
水分が不足しやすいタイミングに水分を摂ること」です。

また、ミネラルも併せて摂取するなら、
スポーツドリンクや経口補水液を活用するのがおすすめです。

年齢を重ねると体温調節機能が衰えがちです。

この機能が低下すると、暑さに気づきにくくなったり、
身体に溜まった熱を逃がしにくくなったりして、熱中症にかかるリスクが高まります。

中高年の方は特に注意して、のどの渇きを感じる前に水分補給をする習慣を付けましょう。

夏本番まであとわずか。

健康には十分留意して、楽しい夏を迎えたいものです。

お健やかにお過ごしください。

久郷直子

-身体の健康

関連記事

寒そうな女性

手作りアイマスクで、冬のストレス対策

ストレスというと、一般的に精神的なストレスを想像する方が多いと思います。 しかし実は、寒さや冷え、怪我など身体が感じる刺激もストレスの一種。 冬は寒さが厳しいため、いつも以上にストレスに注意しなければ …

読書

小豆のカイロ

秋の夜長、「読書の秋」を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。 最近では「紙の本」よりも「電子書籍」を好む方も増えましたが、 どちらにしても長時間、読書をしていると目が疲れます。 そんな時におすす …

冬

身体の声に耳を傾ける

1月5日に小寒を迎え、 日々、寒さが厳しくなるこのごろ。 「小寒の氷 大寒に解く」ということわざがありますが、 これは「小寒に張った氷が大寒に解けるように、 1年で最も寒いとされる大寒よりも 小寒のほ …

マスク

風邪対策

秋がいっそう深まり、気温が下がってきました。 電車などでマスクをつけ、ゴホゴホしている人を見ると、気をつけなくちゃと思います。 風邪対策のポイントは、ウイルスに感染しないように免疫力を高めること。 免 …

ウォーキング

運動しなければ、と思う秋

涼しくなると身体を動かしやすくなり、外へ出かけるのが楽しみになります。 けれども、出かける機会が多くなると、がっかりすることもあります。 それは、若いころに比べて、けつまずきやすくなったこと。 少しの …