伝統/歴史

ラッキーゾーンの日

投稿日:2017年5月26日

甲子園球場

1947年5月26日、
阪神甲子園球場に日本で初めてラッキーゾーンが設置されたことから
「ラッキーゾーンの日」となりました。

ラッキーゾーンとは、外野フェンスと、
フィールドに設けられた金網柵との間に作られた区域のことです。

もともと甲子園球場は、他の球場に比べて広かったため、
外野フェンスを越えるようなホームランが出にくい球場でした。

1932年に甲子園球場を訪れた、
野球の神様 ベーブ・ルースでさえ「この球場は広すぎる」と言ったそうです。

そこで、フェンス越えのホームランを楽しみたい観客のために設けられたのが、
ラッキーゾーンでした。

野球界の一時代を支え、日本の様々な球場に設置されたラッキーゾーンですが、
選手の体格向上やバットの改良などでホームランの本数が増えたり、
夏季オリンピックの正式種目に野球が加えられることが決まったといった経緯から、
球場を国際競技規格に適合するように変えていく動きがさかんに。

そうした時代の流れを受けて、
1992年3月に甲子園球場のラッキーゾーンも撤去されました。

ラッキーゾーンは、終戦の復興から高度経済成長に向かう日本人に、
大きな希望や力強い推進力を与えた要因の1つだったのかもしれませんね。

久郷直子

-伝統/歴史

関連記事

座禅を組む

暑さをしのぐ

「心頭滅却すれば火もまた涼し」という言葉がありますが、実はこれは誤用。 本当は「心頭滅却すれば火も自ずから涼し」が正解なのだとか。 この言葉を有名にした人物が、戦国時代の僧侶・快川紹喜(かいせんじょう …

都をどり

散歩が楽しい「をどり」の季節

京都の春の風物詩「2016年春のをどり」は 3月25日から5月24日まで行われ、 舞妓さんのおどりが堪能できます。 都をどり(祇園甲部)、 北野をどり(上七軒)、 京おどり(宮川町)、 鴨川をどり(先 …

鱧の落とし

「鱧(はも)の落とし」が楽しみなころ

7月17日、京都では祇園祭の「山鉾巡行」が行われました。 「祇園祭と言えば鱧料理」といわれるほど、 この2つには密接な関係があり、 ともに京都の夏の風物詩として挙げられます。   京都の中央 …

雛人形

「ひな祭り」の由来を考える

明日3月3日は、ひな祭りです。 ひな祭りの起源は、中国から伝わった五節句の1つ 「上巳(じょうし)の節句」といわれています。 上巳の節句には草や藁で作った人形(ひとがた)を撫でて穢れを落とし、 厄災を …

2019年お正月

2019年最初のミッションは…

あけましておめでとうございます。 平成最後のお正月、存分に楽しまれたでしょうか? 初詣、初売り、初日の出、書き初めなど「初」のつくイベントに加えて、 家族や親しい人たちとお屠蘇を飲み、 お雑煮やおせち …