身体の健康

敬老の日に考える「人生100年時代」

投稿日:2018年9月14日

シニア夫婦

9月17日は敬老の日ですね。

最近は、年齢を聞いてびっくりするほど若々しい人や、
現役で仕事をされる中高年の方が増えてきたので、
高齢者を「お年寄り」と呼ぶのが失礼に感じることがあります。

私はまだまだ「お年寄り」という自覚がありませんが、
徐々に「お年寄り」のゾーンに近づいてきたことから、
「敬老の日」に対するイメージが昔とは違っていることに気づかされます。

また、最近は「人生100年時代構想」という言葉をよく耳にします。

平均寿命が延び続ける中で、
老後に向けた貯蓄の方法や保険の選び方などが各メディアで紹介されています。

老後のために資金を蓄えるも大切ですが、
私は高齢になっても働き続けることができるように
健康と若々しさを保つことが何よりも重要と考えています。

健康状態は年を重ねれば重ねるほど個人差が出てくるため、
老化予防に手抜きは出来ません。

首相官邸のホームページに掲載されている『人生100年時代構想』の文中にも
「いくつになっても学び直しができ、新しいことにチャレンジできる社会」とあります。

今の生活の中で、できることからコツコツと、
健康に良いことを積み重ねてゆきたいものです。

敬老の日は両親を祝いながら、
自分の老後について考える日にしたいと思います。

今週もお健やかにお過ごしください。

久郷直子

-身体の健康

関連記事

汗をかいた女性

夏、汗臭さを消すために

暑さが日増しに強くなり、気温がぐんぐん上がってきたこのごろ。 少し動いただけでも、じんわり汗ばむようになりました。 汗は、身体の体温調節に欠かせないもの。 しかし、汗を流すと気持ちよい反面、身体のニオ …

歯磨き

芭蕉の句から感じる、歯の衰え

衰ひや 歯に喰ひ当てし 海苔の砂(おとろいや はにくいあてし のりのすな) 松尾芭蕉 江戸時代の俳人・松尾芭蕉が48歳の時に詠んだ句です。 当時の海苔は砂が交じっているものが多く、 食べるとよく砂粒に …

太陽光

ひとあし早く、熱中症対策

気温も湿度も上昇しつつあるこのごろ。 夏に程近いこの時季から気になり始めるのが「熱中症」ではないでしょうか。 熱中症とは、体温の調節機能に不具合が生じ、身体に様々な症状が現れることをいいます。 熱中症 …

体重を測る

太らないための知恵

天高く馬肥ゆる秋――。体重計に乗るのが憂鬱になる季節ですね。 太りすぎは昔の人にとっても、大きな悩みだったようです。 平安時代後期の説話集『今昔物語集』に、肥満に悩む男が医者に相談する話があります。 …

読書

小豆のカイロ

秋の夜長、「読書の秋」を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。 最近では「紙の本」よりも「電子書籍」を好む方も増えましたが、 どちらにしても長時間、読書をしていると目が疲れます。 そんな時におすす …