歳時記のある暮らし ｜高麗人参 健康食品 通販市場売上高NO.1【金氏高麗人参】

風薫る新緑の季節となりました。
皆様、すこやかにお過ごしでしょうか。
いつも『神秘の健康力』をご愛用いただき誠にありがとうございます。

新緑が輝く五月、日ごと緑が深くなる若葉が初夏の雨に濡れるといっそうの瑞々しさを感じます。このころの雨を翠雨といいます。「翠」は草木の緑をさす美しい呼び名です。
一日は、立春から起算して八十八日目の「八十八夜」。田植えや茶摘みを始めるころです。まろやかで風味豊かな新茶はこの時期の楽しみですが、長い冬の間、じっくりと養分を蓄えて出てきた新芽からできる新茶は古来から不老長寿の縁起物とされてきました。
庭仕事ではアサガオの種播きや、トマト、キュウリ、ゴーヤなどの夏野菜の苗植えの時です。真夏の暑さ対策として緑のカーテンとなる葉の大きいヘチマを仕込むころです。
　目には青葉山ほととぎす初鰹 山口素堂
目に爽やかな「青葉」、美しい鳴き声の「ほととぎす」、旬のご馳走「初鰹」と、初夏の醍醐味を爽やかに詠んでいます。ところがこの句は俳句の世界ではルール違反とされる体言止めの三段切れと、「季重なり」という手法が使われています。俳句では季語は一つだけという約束ですが、「青葉」も「ほととぎす」も「初鰹」もすべて季語です。しかしながら、体言で区切る歯切れのよいリズム感、目に、耳に、味覚にと、初夏の魅力を五感に訴える躍動感が心地よく、この句は一躍有名となりました。
江戸時代、「かつお」は「勝魚」につながる縁起のよい食べ物。江戸っ子の間では「初鰹」を食べることが粋の証でした。初物には他の食べ物にはないパワーや生気があふれ、それを食べることで新たな生命力が宿り、寿命が七十五日延びるといわれていたようです。本来の私たちはこの句のように、旬を視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚という「五感」で感じ取ってきました。ところが最近では、特に食生活において旬を感じにくくなってきています。この句は季節の魅力を五感で知ることの喜びを伝えてくれているような気がします。
五日は「立夏」。暦の上で夏が始まる日で「端午の節句」でもあります。この日に古来中国では菖蒲湯に入り菖蒲酒や蓬酒を飲んで邪気を払いました。江戸時代になると「菖蒲」と、武道を重んじることを意味する「尚武」が結びつき男の子の節句になりました。端午の節句に食べる柏餅の柏の葉は、新芽が出るまで古い葉が落ちないことから、家系が絶えないめでたさが込められています。鯉のぼりは、鯉が清流ではない沼でも生きていける生命力の強い魚であること、激しい流れの滝を登り切った鯉は竜になるという中国の故事になぞらえて、子供の成長と立身出世を願うためにはじまりました。
五日からは七十二候の「蛙始鳴（かわずはじめてなく）」。気温が上がり草木の成長が増してくると生き物たちの動きも活発になってきます。苗が青々と育つ水田でカエルが鳴き始めます。きれいな水路にはメダカやドジョウ、ヤゴやタニシもやって来てのどかな田園風景に鳥も含めた生態系が築かれます。
十日からは「蚯蚓出（みみずいづる）」。畑土をほぐし害虫を食べてくれるみみずは農家の味方です。
十五日からは「竹笋生（たけのこしょうず）」。筍が竹になりグングン伸びるころです。
二十一日からは「蚕起食桑（かいこおきてくわをはむ）」。蚕が桑の葉をたくさん食べて育つころ。さなぎになるときのまゆから美しい絹糸ができます。
二十一日の「小満」を迎えると木々の葉が生い茂ってきます。麦の穂がつき、梅が実をつけはじめます。
五月も下旬になると「卯の花くたし」という数日間ほど天気がぐずつくことがあります。本格的な梅雨に先駆けて、梅雨を思わせるような雨天が続く様子を表しています。湿度も高くなってきますので、そろそろ梅雨対策や衣替えの準備をいたしましょう。

健康対策には高麗人参 健康食品『神秘の健康力』。
皆様のご健康をお祈り申しあげます。

金氏高麗人参株式会社