予防には水分補給が大切ですが、ただ多くとればいいというものではありません。夏の脳梗塞には、発症しやすいタイプや時間帯、水分補給のコツ、生活上の注意などに特徴があります。そのため上手な予防法を知っておきましょう。
脳の血流を良くする水分補給のコツ
水分を摂取しても、身体全体に浸透するには15~20分程度はかかります。したがって水を飲んでも、すぐに血液の流れが良くなるわけではありません。大切なのは、汗をかいていなくても、早め早めに、そしてこまめに水分補給を行うことです。
脳梗塞は明け方が多いと言われます。
寝ている間に水分が失われるので特に寝る前に水分補給することが大切です。- 夏は汗をかかなくても、脱水症状を起こすことも。エアコンとアルコールによるものです。エアコンの効いた室内は、思いのほか乾燥しています。汗をかかなくても、常に身体から少しずつ水分が奪われています。アルコールは利尿作用が強く飲んだ以上に尿として排出されることが多いのです。飲みすぎに気を付けると同時に、最後に水を1~2杯飲んでおく習慣をつけるようにしましょう。
- 夏、汗をかくと水分とともに塩分も喪失します。発汗で不足する塩分も加えて水分補給しましょう。
■おすすめの飲み物
梅干しの中にはクエン酸が含まれ血栓を抑制します。
梅干しジュースを飲むタイミングは、
- 起床時
- 外出から帰った後
- 寝る前