久郷直子のお便り

お客様係・久郷直子が毎月、『神秘の健康力』ご愛用者様に宛てて 書いているお便りが、ホームページでも ご覧いただけるようになりました!

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9月のおたより(テキスト版)

徐々に、残暑が引いていくと、朝夕の涼しさが際立ってきます。
皆様、おすこやかにお過ごしでしょうか。
いつも『神秘の健康力』をご愛用くださり、誠にありがとうございます。

瑠璃色の花をつけるつゆ草に露が白く光り、スダチがさわやかに香り、ぶどうやいちじくが甘く実るころです。時折吹く涼風、草木のようす、虫の鳴き声の変化など、五感を研ぎ澄ましていると、暑気が落ち着き、万物があらたまる時季を感じます。

秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七種の花
                       山上憶良

ハギ、キキョウ、クズ、フジバカマ、オミナエシ、オバナ、ナデシコ…秋の七草は、一斉に咲くのではなく、秋の深まりとともに開花してゆきます。秋の七草のなかには薬効を持っているものもあり、キキョウは、喉に効く生薬になりますし、クズは漢方薬の葛根(かっこん)でおなじみです。また、フジバカマは別名「蘭草」「香水蘭」とも呼ばれ、昔の日本の貴族たちはフジバカマを湯に入れたり、衣服や髪につけていたとか。植物のチカラを健康や美容に活かしていました。

この時季はお月見も優雅な楽しみです。十五夜は毎年、9月中旬から10月上旬の間。空が澄みわたり月が明るく美しいことから、平安時代から観月の宴が開催されました。

ポッカリ月が出ましたら、舟を浮べて出掛けませう。
波はヒタヒタ打つでせう、風も少しはあるでせう。(中略)
月は聴き耳立てるでせう、すこしは降りても来るでせう、
われら接唇(くちづけ)する時に月は頭上にあるでせう。
               中原中也「湖上」より

周期的に満ちては欠ける月には、様々な呼び名がありますね。「立待月」や「有明月」のように、月の満ち欠けによる呼び名もあれば、「秋月」「寒月」など季節による呼び名もあります。「雨月」や「無月」のように天候による呼び名、「夕月」「黄昏月」のように時間による呼び名、「孤月」「名月」など見え方による呼び名もあります。様々な表情を見せる月は、人の感情を動かして詩歌や物語の題材になってきました。クラシック音楽で、ドビュッシーの「月の光」というピアノ曲がありますが、人気の名曲の一つですね。

月影のいたらぬ里はなけれども ながむる人の心にぞすむ
                         法然上人

月の光は里にくまなく降り注ぎ、すべてのものを平等に照らしているけれども、月を眺める人以外にはその月の美しさはわからない、という意味の和歌です。月も道端の草花も、美しいものを美しいと感じる心、何物にもとらわれず物事の真実を見ようとする気持ちは大切ですね。

田に稲が実り穂をたらすころ、二百十日の風が吹き、各地で作物の無事を祈る風鎮めの祭事が行われます。立春から数えて二百十日、八朔、二百二十日は、天候が荒れる「農家の三大厄日」、台風襲来に注意が必要なころです。1960年には二百十日にあたる9月1日が「防災の日」と制定されました。年に一度は防災訓練に参加し備蓄品の見直しをしたいものですね。

ゆうやけこやけでひがくれて やまのおてらのかねがなる
おててつないでみなかえろ からすといっしょにかえりましょう
こどもがかえったあとからは まるいおおきなおつきさま
ことりがゆめをみるころは そらにはきらきらきんのほし

ほのぼのと心温かくなる詩作活動を続けた中村雨紅(本名、高井宮吉)の作品です。初秋の空を染め上げる夕焼けは郷愁を誘います。一方で、夏場に青々と生い茂っていた葉が色褪せ、日照時間が日に日に短くなると気分が沈みがちになります。そんなときは気分転換しましょう。写真を見たり、良い香りをかいだり…簡単に取り組めることが良いでしょう。達成感はないけれど、一瞬でも夢中になることで驚くほどリフレッシュできるものです。

チチ、チチッと鶺鴒(せきれい)が鳴きはじめたら燕が南へ帰っていきます。季節の変わり目は気温の変化が大きいため、上旬、中旬、下旬によって適切な服装が異なります。体調管理にご留意いただき、お元気にお過ごしください。

皆様のご健康をお祈りいたします。

金氏高麗人参株式会社お客様係
久郷直子(くごう なおこ)

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