久郷直子のお便り2014年07月

お客様係・久郷直子が毎月、『神秘の健康力』ご愛用者様に宛てて 書いているお便りが、ホームページでも ご覧いただけるようになりました!

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4月のおたより(テキスト版)

日に日に暑さが増すこのごろです。
皆様、おすこやかにお過ごしでしょうか。
いつも『神秘の健康力』をご愛用くださり、誠にありがとうございます。

梅雨明けが近づくと、太平洋高気圧から南東季節風が吹き寄せます。雨雲を一掃するような爽やかなこの風を白南風(しろはえ)と呼びますが、南国の風は一瞬のうちに季節の頁をめくります。どこからともなく夏祭りのお囃子が聞こえ、ほおずき市や金魚すくい、風鈴や朝顔など、夏の風物詩が暮らしを飾ります。食卓にも、氷水に浮かぶそうめんや冷たい夏野菜の出番が増えますね。  

ところで、真白いそうめんに数本だけ色のついたものが混じっていることがありますが、実は、七夕ごろのそうめんは織姫の紡ぐ糸。織姫にあやかって裁縫の上達を願い、五色の糸に見立てたそうです。そうめんは、夜空に流れる天の川にもなぞらえられ、室町時代のころから七夕のお供えとなりました。七夕の夜空には、梅雨雲で見えないことが多いのですが、乳をこぼした跡ともいわれる天の川のきめ細やかな星の群れがかかります。

笹の葉に、願い事を書いた五色の短冊を飾りますが、これは中国の七夕の風習で、技術の上達を祈る祭りが受け継がれたもの。唐の時代には、竹の先に五色の糸をかける慣わしでした。赤は「礼節」、青は「仁」、黄色は「信」、白は「義」、黒は「知」。その風習が平安時代に日本に伝わり、五色の絹糸で布を織り、それを飾って貴族は書や楽器、詩歌などの上達を祈ったそうです。

江戸時代になると、絹は高価なので紙で五色の短冊を作りました。元禄のころには、せっかく色紙を飾るなら、字を書こうということになりました。七月を文月ともいいますが、短冊に文字を書き書道の上達を願った七夕の行事に由来します。お中元や暑中見舞い…、日頃のおつきあいに感謝し、暑さの労をねぎらうころでもあります。形式に止めず気持ちをこめた一筆を添えるために、七夕に字の練習をするのも良いですね。

慈しみの心を教えてくれるのは、例えば小林一茶。
 「やれ打つな蝿が手をすり足をする」
江戸時代後期の俳人、一茶は信州信濃の出身です。庶民的な作風の中に、か弱き者に寄り添い味方する句が多いことで有名です。蝿はばい菌を運ぶ厄介な虫なので退治するのは衛生上致し方のない事。叩き落とそうと狙いを定めていると、蝿が手をすり足をする。もちろんそれは蝿の習性です。でも、その姿が「どうか叩かないでください」と合掌するように受け止めています。実は、その二年ほど前、小林一茶は幼い我が子を流行の天然痘で亡くしています。

「世の無常」は重々承知であっただろう一茶も、我が身に背負った悲しみと闘わねばなりませんでした。悲しみを乗り越え生き抜くなかで、命を慈しむ気持ちを膨らませていったのでしょう。慈しみを探し求める気持ちが「やれ打つな」と詠ませたのかもしれません。慈しみが悲しみを乗り越えるちからとなり、自分が救われることにもなるのですね。

お中元や暑中見舞いにも、精一杯の気持ちをこめたいものです。日頃から花を愛で、鳥のさえずりに耳を澄ませ、人の言葉に傾聴し、優しい言葉、眼差し、仕草、笑顔を惜しみなくかける…そんなことを大切にしたいと思います。

これからは朝から気温が上がります。暑さに無理をなさらず、水分補給をお忘れなく、快適な夏をお過ごしくださいませ。

皆様のご健康をお祈りいたします。

金氏高麗人参株式会社お客様係
久郷直子(くごう なおこ)

おたよりの執筆風景。

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