久郷直子のお便り2014年05月

お客様係・久郷直子が毎月、『神秘の健康力』ご愛用者様に宛てて 書いているお便りが、ホームページでも ご覧いただけるようになりました!

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4月のおたより(テキスト版)

薫風緑樹をわたるころとなりました。
皆様、おすこやかにお過ごしでしょうか。
いつも『神秘の健康力』をご愛用くださり、誠にありがとうございます。

立夏を過ぎると、風は「光る」から「薫る」へ。青葉若葉に風は薫り、小川のせせらぎも澄んだ調べに聞こえます。新緑が目に鮮やかなころは、ヨモギや菖蒲など、草や葉の爽やかな香にも心惹かれます。五月の節句には健康を願って菖蒲湯に浸りますが、平安時代にも、香の高い菖蒲などを屋根に葺いて疫病を祓ったそうです。この様子は清少納言の「枕草子」の中でも述べられています。

これからは森林浴も心地良いですね。森の中は、芳香、清浄な空気、風の音、鳥の鳴き声、水のせせらぎ、木漏れ日の光、木々の緑色など、五感からリラックスできるものであふれています。中でも森が人を癒すのは、フィトンチッドという成分にあると考えられています。

フィトンチッドは木の幹や根に含まれる芳香の成分で、主に葉から放出されます。動物や虫、腐葉土など、臭いを放つ物が数多く生息する森林が清々しい空気で包まれているのも、フィトンチッドが消臭や脱臭効果をもち、空気を浄化するためです。植物が有害な細菌や微生物から身を守るために自ら作り上げてきた成分だと考えられています。

この効用は暮らしの中にも活かされています。スギやヒノキなどの木材を薄く削って紙のようにした経木でおにぎりやお寿司を包みます。お寿司屋さんでは、サワラやヒノキなどの針葉樹とともにネタが保存されていますが、これもフィトンチッドの鮮度保持効果、殺菌・防腐効果を利用したものです。

ヒノキの入浴剤やヒバのお風呂は香で気分が落ち着くように、フィトンチッドを含んだ香は、精神を安定させ、呼吸を整え、快適な睡眠をもたらすなど、人の身体に良いことが科学的に明らかになってきています。樹木が発散するフィトンチッドの量は、木の葉が生い茂る六月ごろから八月が最も多くなります。

フィトンチッドの効果だけではなく光合成もまた、ほかの生物にはまねできない植物の偉大な働きです。太陽光のエネルギーを受けて二酸化炭素と水からデンプンなどの有機物を合成し酸素を放出します。植物は命が尽きるまで酸素を出し、多くの生物をいきいきとさせます。森に妖精がいるように感じるのも、フィトンチッドと酸素のなせる業かもしれません。あらためて森林の減少が惜しく思えます。

今か今かと時を待ちわびてきた桜が、ゆっくり成長する草木を横目に一斉に開花し、短い花盛りの時を経て桜吹雪となって舞い上がります。「いったい、花を咲かせた桜の木は、散り急ぐ花をどんな思いで見つめているのか」…そんな刹那さにも覆われます。

花のたましい
散ったお花のたましいは、み佛さまの花ぞのに、ひとつ残らずうまれるの。
だって、お花はやさしくて、おてんとさまが呼ぶときに、ぱっとひらいて、ほほえんで、
蝶々にあまい蜜をやり、人にゃ匂いをみなくれて、
風がおいでとよぶときに、やはりすなおについてゆき、
なきがらさえも、ままごとの御飯になってくれるから。

たった今摘まれた花のような瑞々しい魂が宿る金子みすずの詩です。いつか、この身体は「なきがら」になりますが、だからこそ、それまでは命を粗末にしないで、時間も粗末にしないで過ごしてゆければと思うのです。

これからは紫外線が気になる季節となりますが、森の中は茂った木々が強い日差しを遮るため紫外線が弱くなり、長い時間安心して外で過ごせます。全国各地に国有林と呼ばれる森林がたくさんあります。安全で気軽に森を楽しめるレクリエーションの施設が充実しているところもありますので、お気に入りの森を探しに行くのも良いですね。

皆様のご健康をお祈りいたします。

金氏高麗人参株式会社お客様係
久郷直子(くごう なおこ)

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