久郷直子のお便り2014年1月

お客様係・久郷直子が毎月、『神秘の健康力』ご愛用者様に宛てて 書いているお便りが、ホームページでも ご覧いただけるようになりました!

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1月のおたより(テキスト版)

心新たに一年を迎えるころ、
皆様、おすこやかにお過ごしでしょうか。
本年も『神秘の健康力』にご縁をいただき、誠にありがとうございます。

息も白く凍る寒の入り、「小寒の氷、大寒に解く」という言葉のとおり、むしろ小寒の ほうが寒いと感じるのでしょう。冷えきった夜、澄んだ夜空に星がさえざえと輝いています。

ピカピカに磨き上げた家、心を込めて準備した若水、門松、お雑煮、お屠蘇。しきたりに息づく丁寧な暮らしが蘇ります。初詣、初夢、獅子舞、双六、凧あげ、羽根つき、書初め…懐かしい記憶に心が温もり、寒風さえも希望の風に変わります。

松の内があけ、この一年、日々を大切に、あたりまえのことに気持ちを込め、あたりまえに過ごせますようにと願うとき、千利休の「七則」(しちそく)は、とても参考になります。千利休は四規七則(しきしちそく)という茶人の心得を残しました。芸を極めるにとどまらず、日常を輝かせるための心構えが集約されているようです。

七則
茶は服のよきように点て、 炭は湯の沸くように置き、 冬は暖に夏は涼しく、 花は野の花のように生け、 刻限は早めに、 降らずとも雨の用意。相客に心せよ。

「服のよき」とは、差し上げる相手が飲みやすいように、適度な湯温を知ることです。 そのために、炭を風通しよく組み灰形を整えます。釜の湯の沸くしゅんしゅんという音で、季節や時間に応じた湯温を聞き分けるのです。
「夏はいかにも涼しきように、冬はいかにも暖かなるように」という心映えが茶室の中、露地、道具の取り合わせになされます。茶花は生け花とは違い、ことさらに技巧は加えません。しかし野の花をそのまま花入れに放り込むことではなく、一輪の花であっても、その花が自然の中で命を輝かせているように位置づけて生ける技が求められます。
点前作法では、他人の時間を空費させぬために技を磨くことが厳しく教えられます。 段取り良く物事をこなし、時間を大切にして気持ちに余裕を持つことが、相手の時間を大切にすることにつながります。早目の準備が一期一会を至福の時とします。
「降らずとも雨の用意」とは、いついかなる場合でも変化に応じられるよう、準備を怠ってはいけないという教えです。準備と後始末をキチンとすることで気持ちにゆとりが生まれ、何事も自然体で取り組むことができるのです。
和やかな雰囲気が醸成されるためには、同席する人々に心遣いを忘れないことが大切です。相手に迷惑をかけず、恥をかかさぬよう、いたわる心が自然に発揮される場は、とても心地よいものです。

心を静め、香をかぎ花を愛で、釜の松風を聴く…。茶室に凝縮された自然に溶け込み、四季の移ろいを主客ともに分かち合う…技を磨き心を尽くした準備によって生まれる静寂な時間こそが、内面を深く見つめさせ、感謝や気遣いという心の交わりを叶えます。
茶道は日本の風土が育んできた精神文化であり、「もてなし」と「しつらい」の美学です。
忙しさに心奪われ迷いや煩いに悩む日があっても、心の静けさを忘れず、準備と後始末に気持ちを込め、丁寧に暮らし美しく生きる…。年の始めだからこそ、そんな茶道の精神を見つめたいと思います。

降り積もる雪の下で麦が芽を出し、冬木立の枝先で芽吹くちからが育ちます。
昨日と変わらぬ寒さでも、春への準備は着々と進んでいます。

お風邪など召されませぬよう、温かくしてお過ごしくださいませ。
皆様のご健康をお祈りいたします。
本年も金氏高麗人参をお引き立て賜りますよう、お願い申し上げます。

金氏高麗人参株式会社お客様係
久郷直子(くごう なおこ)

おたよりの執筆風景。

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